漫画を読んで感想を書いていくブログ

その日読んだ漫画の感想を書いていくブログです。多分にネタばれがあると思うので注意してください

極黒のブリュンヒルデ 第八巻 あらすじと感想 その1

今日久々に極黒のブリュンヒルデの感想を書いていきます。

今日で第八巻ですね。

第七巻ではヴァルキュリアの真子が現れましたが、寧子のおかげでなんとか追い返しました。

そして新たに再生の魔法を使える初菜を仲間に迎えて、とうとう寧子にクロネコと同じほくろがあることに良太が気づきます。

鎮死剤が残り少ない中、寧子がクロネコであることに気付いてしまった良太がどんな選択をするのか。

第八巻、楽しんで読んでいきましょう!

 

あらすじ

クロネコの頃と少し場所が違うが寧子の胸の横にクロネコと同じ特徴的なほくろがあることに気付いた良太。

良太は寧子にクロネコであったのかと詰め寄ると泣き崩れるのでした。

その後、寧子と天文台の外に出た良太はやはり寧子が昔のことは覚えていないと言われ、代わりに良太が今までのことそしてこれからのこともすべて覚えていると寧子に言います。

そして寧子が天文台に戻り、外に残った良太は少女たちを生かすための手段として魔女狩りに連絡を取ろうとポケットにある端末の電源をいれます。

そこへ良太がクロネコのことを好きなことを知っていたカズミが現れ、寧子を生かすために皆を犠牲にするのかと良太に問いますが良太はそれを一蹴しました。

その時良太たちは天文台に近づくヘリに気付きます。

追手が来たと気付いた良太たちは急ぎ天文台に戻り逃げようとしますが、そこへ真子が瞬間移動で現れ足止めを食らいます。

そして良太たちの前に姿を現す九。

良太は九の前で土下座して謝りだし命乞いをします。

その隙に外に隠れていた初菜は真子の背後に回りハーネスのスイッチを押そうとしますが、真子のハーネスは特殊でスイッチが見つからず初菜は真子に両断されてしまいます。

作戦が失敗した良太は九になぜ少女たちを殺すのか問い詰め説得を試みるも九の気持ちは変わらず真子に寧子と小鳥以外を殺すように指示を出すのでした。

真子の攻撃に抵抗する寧子たち。

抵抗する寧子を見て九は真子に寧子を殺すように指示し、真子は躊躇するも寧子に向けて魔法を放ちます。

咄嗟に良太は寧子を突き飛ばしますが、代わりに良太が魔法を食らい致命傷を負ってしまいます。

そして死に近づく中、良太の前に突如現れる奈波。

良太の記憶の中に住んでいた奈波は良太に言います。

寧子の力はヴァルキュリアを超えており、それはハーネスにある最後のスイッチによって封印を解くことが出来ると。

しかしそれの成功率は限りなく低い確率であり、失敗すると寧子は溶けて死んでしまうと。

力がないことを悔み良太の前で泣く寧子のハーネスに手を伸ばす良太。

しかし良太はハーネスのスイッチを押すことが出来ませんでした。

そして九に始末するように指示された真子が魔法を発動しようとし、魔法が発動しないことに驚愕します。

そこへ魔女狩りたちが現れると九たちを包囲し、魔法のキャンセルが効いている間に真子のハーネスのスイッチを押そうとします。

しかし九は隠し持っていた銃を取り出すと魔法をキャンセルしてる能力者を撃ちその隙に真子の瞬間移動で小鳥を連れて逃げ出すのでした。

動揺してる魔女狩りたちをよそに心臓の止まった良太を見て少女たちは泣き崩れます。

そこへ再生した初菜が現れると自分の命と引き換えに再生できることを告げます。

良太の再生を始め体の崩壊が始まる初菜。

良太の傷がふさがったところで初菜は魔法が使えなくなってしまい、良太は息を吹き返しませんでした。

それを見た寧子とカズミは人工呼吸を始め、良太は息を吹き返すのでした。

息を吹き返した良太は体が崩壊した初菜を見て嘆くも、初菜は死んでおらず魔法が使えるようになれば体が再生すると言いました。

そしてそれを見ていた魔女狩りたちは今度は良太たちを包囲します。

声から魔女狩りたちに指示を出している女性が電話で話をした女性であると気付いた良太はなぜ魔法使いを殺すのかと問いかけます。

しかしその答えは良太たちに驚愕の真実を突き付けるのでした。

少女たちのハーネスに入ってる生物の名前は『ドラシル』といい、少女たちの意識は少女たちのものではなくそのドラシルという宇宙人であること。

そしてそのドラシルはずっと成長をしており孵卵すると少女たちの体を食べつくし怪物になってしまうこと。

だから魔法使いの少女たちは殺さなければいけないと。

女性はそう答えるとヴァルキュリアに探知されないために魔法を使えない状態を維持するように言って小鳥を追いかけるため天文台を後にします。

魔女狩りから告げられた事実に落胆する少女たちを良太は励まし、天文台を離れ廃村へと移動するのでした。

翌日この廃村もダムの調査により安全でないため移動を決めた良太たち。

良太たちは小五郎の家を訪れ、しばらくそこに匿ってもらうことにします。

そして良太は小五郎に前渡した宇宙人の受精卵はどうなってるか尋ねます。

それに対し何もわかっていないと答える小五郎。

その答えに良太は落胆するもその受精卵を交渉材料に魔女狩り接触を図ります。

そしてその交渉に応じた魔女狩りは情報端末に落ち合う場所を送信してくるのでした。

情報端末に表示された場所に向かった良太たちはそこで魔女狩りの女性と会います。

そこで良太たちは受精卵の入ったシリンダーを渡し、その代わりに情報を聞き出します。

人類は宇宙人に作られた存在であり、宇宙人は人類をリセットする仕組みを組み込んであるということ。

そのトリガーになっているのが小鳥のハーネスに入っているグラーネという宇宙人であり、孵卵が近いと言うこと。

そして研究所が小鳥を狙ってる理由はソーサリアンを組成するためであるということを。

そこまで聞いたところで地下からシリンダーの中には受精卵ではなく胚芽が入っていると報告が来ます。

そしてその報告に来た男性に最後の質問を許された良太は鎮死剤の有無を問いかけます。

その問いに鎮死剤はないが良太の持ってる情報端末にパスワードをいれると分子構造と組成方法が書いてあると言い、そのパスワードは小鳥を殺した後に伝えると言うのでした。

その頃小五郎は受精卵の調査を依頼した友人の元を訪れていました。

そしてそこには受精卵の胚芽の片割れがあり培養されているのでした。

その後、小鳥の足取りを掴めない魔女狩りはカズミに小鳥を探すように依頼します。

そして研究所でも九と小鳥の居場所を探すためAAA魔法使いのフレイヤを投入するのでした。