漫画を読んで感想を書いていくブログ

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極黒のブリュンヒルデ 第六巻 あらすじと感想

引き続き極黒のブリュンヒルデの感想を書いていきます。

今回は第六巻ですね。

第五巻ではとうとう研究所で最強の予知能力者であるスカジが登場しました。

そして佳奈はカズミが研究所に捕まり、拷問され殺される予知を見てしまいます。

予知を回避しようとするも、佳奈は相手がスカジ(瑞花)であり未来を変えようとしても干渉してくると告げます。

そして良太はカズミと共に小五郎の元へ行き作戦会議をおこなうと、その帰り道カズミは今までの心のうちを良太に打ち明け、好きだと告白するのでした。

さてこの第六巻で良太たちはどんな方法で瑞花の予知を上回り、カズミを救うのでしょうか。

楽しんで読んでいきましょう!

 

あらすじ

小五郎の元から天文台に戻った良太は早速少女たちと作戦会議をします。

襲撃は深夜であり、カズミが拉致されたことから単独でいたと予想した良太は二手に分かれることを提案します。

良太、寧子、佳奈の三人は寧子たちが元々住んでいた廃村へ。

カズミ、小鳥の二人は小鳥が住んでいた山荘へ。

この提案をしたことで佳奈は予知が変わったことを告げます。

拉致され拷問されたあと殺された未来から、頭を撃ち抜かれる未来へと変わったと。

死を回避したかと期待したカズミは落胆すると、天文台の外へと出ていくのでした。

その頃、研究所では瑞花の予知が始められようとしていました。

対象は小鳥で、時間は翌日深夜2時にどこにいるかという内容で始められようとする予知。

あと1回予知をすると瑞花が死ぬと知っている邑貴は妨害しようとするも、職員に抑えられ捕まってしまいます。

そしてついに瑞花による予知が始まるのでした。

深夜2時前、山荘で過ごすカズミと小鳥の二人。

死ぬと予知され落ち着かないカズミは小鳥に愚痴ります。

その直後突如ドアと窓が破られ、研究所の部隊が侵入してきます。

そして小鳥は確保され、カズミは頭を撃たれ死んでしまうのでした。

その光景を見ていた瑞花はカズミの死体が消えていくのを見ます。

未来が不確定で相手に予知能力者がいると気づいた瑞花は指定された時間の前へ遡り予知することにします。

未来が変わらず落胆したカズミは天文台の外で座り込んでいました。

そこへ瑞花が現れ、カズミに協力してほしいと3つの選択肢を提示します。

一つ、研究所の対象は小鳥であるため明日深夜2時前にこっそり抜け出し逃げ出すか。

二つ、小鳥を連れて逃げ出すことにし今ここで殺されるか。

三つ、寧子をカズミの代わりに山荘で小鳥と過ごさせ殺すことで良太の子供を授かる未来を選択するか。

その選択肢でカズミは鎮死剤もないのに子供を授かれるほど長生きできるわけないと反論します。

しかしその反論に瑞花は現状もう良太たちは鎮死剤を手に入れていてあとはそれに気付くだけだと言うのでした。

そう言われ悩むカズミの前から瑞花は消えます。

そして瑞花は翌日深夜2時前の山荘へと戻り、そこに小鳥と寧子がいることを確認すると気分が悪くなり予知をやめることにします。

予知から戻った瑞花が見たのは溶け崩れ原形を留めていない自身の体でした。

瑞花が予知から戻ったことに気付いた男は予知の内容を瑞花に確認し、瑞花は最後の力で山荘であることを告げ、死にたくないと心の中で叫びながら溶けてしまうのでした。

瑞花が目の前から消えて、瑞花の痕跡も消えてしまったことに気付いたカズミは瑞花が本当に過去から来たのだと確信し、作戦会議へと戻ります。

作戦会議で寧子、カズミ、小鳥に封筒を渡す良太。

そして良太はそれを明日の夜6時から9時の間に見て内容通りに行動してほしいと言います。

それから佳奈に予知が変わっていないことを確認する良太を見て、カズミは風邪を引いたかもしれないと言って先に寝床に行きます。

それを見た良太の顔がにやついていることに小鳥は気づくのでした。

瑞花に言われた選択肢を悩むカズミ。

カズミは言われた時間になる前に全員の封筒の中身を確認すると、寧子が山荘に行くように指示を書き足します。

襲撃日の夕方、良太たちは再び夜明ごろ天文台で落ち合おうと約束し二手に分かれます。

山荘に着いた小鳥とカズミ。

小鳥は時間になると封筒を開き指示されていた通りカーテンを全開にします。

そして深夜1時カズミは指示された通り駅前で待つ良太の元に向かい、寧子はカズミが書き足した指示で山荘に訪れ、寧子が小鳥と一緒にいるのを瑞花は物陰で確認すると予知を止めて戻ります。

その直後山荘のドアと窓から研究所の部隊が突入し銃声が響くのでした。

夜明になり天文台で待つ良太とカズミ、佳奈の三人。

そこへ寧子と小鳥の2人が現れカズミは安堵から涙を流します。

その状況に佳奈は良太に説明を求めます。

良太は小五郎とカズミの三人で立てた作戦を佳奈に説明するのでした。

瑞花の干渉が恐らく会話する程度であり、命の危険があるカズミに命を担保に接触してくると予想を立てた良太たちはずっと監視されている可能性があるためここからずっと演技をすることにします。

そして今後、カズミは良太に瑞花について相談することを禁止し、もし接触をして来たら風邪を引いたと言うように暗号を決めていたのです。

次にどうやって山荘から逃げ出したのか尋ねる佳奈。

山荘にある窓の外の木には犬が繋がれており、カーテンを開けることで見えるようになっていました。

そして襲撃された瞬間小鳥は寧子と共に犬と入れ替わり、そのまま逃げて来たのだと説明します。

二人が無事逃げて来たことに安堵していたカズミはそれでも次の予知はこんなに上手くいかないと呟きます。

それに対して佳奈は次の予知はないと言い、カズミが瑞花と接触していた頃に佳奈が瑞花が死ぬ予知をしていたことを教えるのでした。

無事全員の生還を果たし、安心した少女たちは朝風呂に向かいます。

その中カズミを呼び止めた良太は研究所の狙いが小鳥であったことを確認し、カズミは瑞花から鎮死剤をもう手に入れてると言われたと良太に伝えます。

その後、風呂に浸かる4人の少女たち。

死の淵に追いやられ良太の子供が欲しいと思ったカズミは良太が好きであることを告白し、寧子を牽制します。

その頃、研究所では男は所長に呼び出され作戦を失敗した責任から研究所を追い出されることになります。

男は邑貴を独房から連れ出すと情に流される邑貴に仕事だと割り切って早く慣れろとアドバイスをするのでした。

そして研究所から追い出される男はこれからの生活の制約を聞かされ車で研究所を後にします。

その車中、男は撃ち殺されるのでした。

天文台で勉強をする少女たちには期末テストが迫っていました。

良太は彼女たちにやる気を出させるため、2位になったら欲しいものをやると言います。

その結果、1位寧子、2位良太、3位カズミ。

1位からの陥落に良太はショックを受け、カズミは朝風呂での告白の当てつけかと寧子に迫るのでした。

そして次の休日、試験が終わったら遊びに行くという約束から海に繰り出す良太たちはそこで良太の家庭教師の生徒である結花に出会います。

結花は良太が天文部のメンバーと海で遊ぶと聞き待ち伏せていたのです。

海ではしゃぎ遊ぶ少女たちの中、動けない佳奈と泳げない結花は一緒に浜辺で留守番をしていました。

その時佳奈は予知が発動しますが、良太から結花に魔法を見せるなと言われていたため良太を探します。

しかし沖の方にいたため間に合わないと判断し焦る佳奈の元へ現れる小鳥。

小鳥と話があるから結花に離れろと言うも頑なに離れない結花を無視し佳奈は予知の内容を小鳥に伝えます。

人が溺れて死ぬ時間が迫る中小鳥は現場に向かいますが、そこへ結花は着いていきます。

現場に着くも離れない結花に小鳥はお仕置きだと言い結花を掴むと、溺れる人と入れ替わるのでした。

突如海の中に放り出された結花は溺れ気を失います。

その後気が付いた結花に熱中症で倒れたと説明し何とか魔法のことを誤魔化すのでした。

その日の夜、良太は海で遊ぶ少女たちを見て魔女狩り接触する決意をします。

翌日電車で移動した後電話を掛ける良太。

そして電話の相手は良太が少女たちを延命させていることに激怒し、研究所がSクラスを魔法使いを動かしたと言います。

端末から電池を抜き天文台に戻る良太。

その頃、一人の少女が久しぶりの外に感嘆していました。

その後ろには監視でつけられた7人の魔法使いの死体。

警察に呼び止められた少女は反物質を発生させ山を吹き飛ばします。

天文台にたどり着いた良太はSクラスの魔女が動いたと少女たちに伝えます。

その直後天文台の扉が吹き飛び一人の少女がそこに立っているのでした。

ここで第六巻は終わりです。

 

感想

今回は時間操作の話に近かったですね。

こういった話は粗が多くて矛盾点を感じるので苦手です。

単純に楽しめないんですよね。

瑞花が死んで痕跡が消えるのはわかりますが、なぜ記憶が残るのかわからないです。

それに部隊が突入してすぐ発砲ってドアと窓から入ってたら同士討ちしちゃうでしょう…

とまぁこんな感じで楽しめなくなっちゃうんで今回はあまり感想はありません。

とりあえずカズミが生きてくれてよかったってことと、とうとうSクラスが動き出しましたね。

彼女は寧子のことを知ってるようなので、もしかしたら寧子の過去がわかるかもしれません。

第七巻を楽しみにしましょう!

ではまたノシ