リライフ ReLIFE 第13巻 あらすじと感想
今日も引き続きリライフ13巻の感想を書いていきます。
12巻のラストは印象的でしたね。
海崎が大人であることと、海崎に恋していることに気付いた日代が泣き崩れて終わりました。
12巻のあらすじはかなり省略しましたが、先が気になるので13巻のあらすじです。
楽しんで読んでいきましょう!
あらすじ
泣き崩れたあと重い足取りで自分の家に戻った日代はベッドに倒れこむと、丁度海崎が先程怒鳴ってしまったことへの謝罪のメッセージが来ます。
それに対して日代も謝罪を返し2人はちょっとしたやり取りをし、日代は海崎の優しさを再確認します。
翌週の月曜日、大神と狩生にそれぞれ2人が帰ったあとどうなったか尋ねられた海崎と日代は何もなかったと返すのでした。
あれから2週間が経ち何事もなかったように一緒に登校する海崎と日代。
あの日以来日代は海崎に気持ちを確認する行為をしなくなり1人静かに考えるようになっていました。
体育の授業の着替え中に海崎と大神はクリスマスの予定について話し、大神は海崎にクリスマスについて相談します。
からかいながら答える海崎に大神は日代を誘わないのかと尋ねました。
好き同士なんだし付き合わないのかという大神に海崎は簡単にできないと答え、そんな海崎に大神は自分の幸せも考えろと言われるのでした。
その言葉に海崎は告白したいけど出来ないもどかしさに苦悩します。
そしてある日の朝、海崎が日代に声を掛けると日代はそそくさと逃げ出してしまいます。
唖然とする海崎。
その後も日代は事あるごとに海崎を避け続けます。
日代の異常に狩生と玉来は気づきどうしたのかと日代に尋ねます。
そんな2人に日代は今まで抱いてた感情が海崎への恋心であったことを打ち明けるのでした。
そして日代は気持ちを確かめるために海崎を困らせてしまったこと、そして答えがわかった以上もう困らせたくないからそれ以上は進む気がないと告げます。
そんな日代を見て狩生は一喝し、玉来は日代に海崎をクリスマスデートに誘ってみたらどうかと提案するのでした。
今まで助けられた分、今度はお返しをしたいという2人の気持ちに心動かされた日代は逃げずに頑張ってみると海崎をクリスマスデートに誘うことにします。
校門で海崎を待つ日代。
校門に来た海崎を日代はデートに誘おうとするも誘えず後でメッセージを送ると告げ逃げ出してしまいます。
今日の異常な行動をする日代に戸惑う海崎は日代からのメッセージを待ちます。
そして届いたデートの誘いメッセージを見た海崎は嬉しさと驚きと戸惑いにパニックになるのでした。
デート当日、誘われたことに嬉しさを感じつつも記憶が消えてしまう日代に申し訳なさを感じる海崎。
集合場所にはもう日代が来ており、海崎はプリントアウトしたいろいろなデートプランを渡されます。
そして調べたけど決められなかったという日代に海崎は緊張が解れるのでした。
調べてくれたデートプランに沿って他愛ない話をしながら様々な場所を見て回る海崎と日代。
そんな2人を尾行していた夜明と小野屋は海崎に今日が日代の誕生日であることを伝えます。
クリスマスプレゼントにと海崎に合う携帯ストラップを探す日代はいつも髪ゴムに付けているアクセサリーに似たものを見つけます。
それを見た海崎はそのストラップを見たら日代のことを思い出しそうだと言い、日代はそのストラップを買うことに決めたのです。
そして日代がレジにストラップを置くと同時に海崎はお揃いのストラップをレジに置き、日代に誕生日おめでとうと言うのでした。
その後観覧車に乗ってストラップを付けあう2人。
誕生日プレゼントをもらった日代は海崎の誕生日にも渡したいと言い来年の8月にまたデートしようと約束をします。
そして2人は互いにこの1年を忘れないよと言うのでした。
観覧車を降りた後、夜のイルミネーションが綺麗な並木道を歩く2人。
歩きながら今までの日代との思い出を振り返る海崎。
溢れる想いに大人にならなきゃと自制するも海崎は日代の手を取ります。
それに驚き手を引いてしまう日代。
日代は手を引いてしまったこと、今まで気持ちを確かめるために困らせてしまったことを謝ります。
海崎は苦しそうに謝る日代の頭を優しく撫で困っていないと言います。
そして日代の好きなところをひとつずつ、ひとつずつ語り最後に日代が好きだと告白するのでした。
困惑する日代は困らせていたのではなかったのかと、嫌われていたのではなかったのかと聞きます。
それに対し好きだからこそ困っていたし嬉しかったいう海崎の答えを聞いて誤解の解けた日代は、消えてしまうとしても今のこの気持ちを伝えたいと思います。
そして海崎が好きであることを告白する日代。
そんな日代を海崎は抱きしめ、2人は手を繋いで帰るのでした。
年末年始、海崎と日代の2人は夜明と小野屋の2人とそれぞれ年を越します。
海崎は夜明に打ち明けます。
もし日代が海崎を忘れてしまっても、大人になった自分でもう一度会いに行くと。
海崎も日代を忘れてしまうことを知ってる夜明は苦しい笑顔を浮かべることしかできないのでした。
除夜の鐘が鳴りやむと海崎と日代は年始のメッセージを送りあい、残りの2か月後悔しないように精一杯過ごすことを心に誓うのでした。
ここで13巻は終わりです。
おまけのストーリーで小野屋は日代に過去を打ち明けます。
小野屋が社会人時代、夜明にコールセンターで相談を聞いてもらったことを、そしてリライフに転職した際にその相手が夜明であることに気付いていたと。
そして夜明に恋をしているということを。
感想
あぁぁぁぁ、よかったぁぁぁぁ!
様々な葛藤の中進み出し、ようやく想いを伝えあった2人。
本当によかったです。
いろいろ見て回ってる最中の2人は本当に楽しそうでした。
ストラップを選んだ時に海崎に日代を思い出しそうと言われたときの日代の笑顔はとても素敵で、観覧車でお揃いのストラップを付けた時はとても可愛かったです。
そして何より海崎を思い出しそうだからと青色のストラップがいいと言った日代がすごい健気でした!
ただ観覧車の中で来年の約束をする2人は本当に辛そうでした。
忘れないよと言って困った笑顔を浮かべる海崎。
そして日代が忘れませんと言って必死に浮かべた作り笑いは初めて普通に笑えてるように見えました。
ただ初めてちゃんと作り笑いが出来たのがこんなに悲しい嘘なのが逆にすごい切なかったです。
そして最後の告白の場面。
海崎が日代の好きなところを一つずつ言いながら告白するんですが、本当に海崎は日代のことをちゃんと見てたんだなって思わせてくれました。
好きだっていったときに浮かべてた表情もすごい優しい表情で日代が愛おしいんだなってのが伝わってきました。
日代の告白シーンも今までの行動を説明しながら海崎じゃなければだめだと言うところは胸がときめきますね。
そしてその後手を繋ぐシーンなんですが、尾行デートでした時との対比があり、好き同士なんだって思って浮かべた笑顔がすごくよかったです。
なんかデートの部分の話ばっかですが、ここまでこれたのは前半部分があったからですね。
今まで不器用ながらも友人たちを助けてきたからこそ、その友人たちが2人を後押ししてくれました。
大神が海崎を後押ししたシーンもよかったし、狩生が日代に投げかけた言葉がバレーの時に日代が狩生に投げかけた言葉なのも胸が熱くなりました。
玉来が日代にデートを提案した時に、日代が逃げないと決めた時に浮かべた玉来の嬉しそうな表情は可愛かったですね。
でも13巻でおじさんが一番好きな表情はおまけストーリーで小野屋が日代に嫉妬してるって言って浮かべた表情です!
色気を感じるしめっちゃ可愛いんですよ!
アニメで見たかったです…
そうそうアニメでもこの告白シーンの演出はとてもよかったですよ。
告白した時に曲が流れるんですが、リライフする前の年齢の世代近くはぐっとくるんじゃないでしょうか。
さてさてそろそろ13巻の感想も終わります。
あと2巻、告白しあった2人。
卒業までどうなるのか、楽しみですね!
ではまたノシ